1. 私立中学校・高等学校における併設状況等の特色
①併設状況から見た学校構成
②宗教教育から見た学校数[高等学校(全日制・定時制)]
2. 中学校
①私立・国立・公立中学校の学校数・生徒数の比較
②私立中学校の学校数・生徒数の男女別構成
3. 高等学校(全日制・定時制)
①私立・国立・公立高等学校の学校数・生徒数の比較
②私立高等学校の学校数・生徒数の男女別構成
都民の私学に対する意識調査アンケート
調査概要:公益財団法人 東京都私学財団「都民の私学に対する意識調査アンケート」
調査対象:東京都内在住の10歳から20歳までのお子様のいらっしゃる保護者の方3,072人
(うち、私立中学在籍者209人、公立中学在籍者525人、私立高校在籍者516人、公立高校在籍者353人)
調査時期:令和2年(2020年)11月 ※同調査は平成27年(2015年)7月にも実施しています。
お子さんが在学している学校について、当てはまる項目を伺いました(複数回答方式)。
在学している学校の該当する項目(私立中学・公立中学比較)
在学している学校の該当する項目(私立高校・公立高校比較)
私立中学・高校では「施設・設備の充実」が最も高く評価されています。また、教育面では「補習などフォロー体制の充実」「授業の充実」「教員の面倒見が良い」「進学指導の充実」のほか、「グローバル教育」「ICTを活用した教育」といった私学の先進的な取組みについても、高く評価されています。
これ以外にも「安心して子どもを通わせられる」「保護者への情報発信の充実」なども含め、私立中学・高校は、在籍者から全般に高い評価を受けています。
《参考》平成27年(2015年)調査との比較
在学している学校の該当する項目(私立中学)
在学している学校の該当する項目(私立高校)
私立中学・高校では、平成27年(2015年)調査と比べ「グローバル教育の充実」「ICTを活用した教育の充実」「安心して子どもを通わせられる」「保護者への情報発信の充実」などの評価が高まっています。
お子さんが在学している学校について、当てはまる項目を伺いました(複数回答方式)。
私立中学在籍者では、「中高一貫校で内部進学が可能」であることが最も重視されています。また、「明確な教育目標に基づいた独自の教育」「グローバル教育の充実」など私学独自の教育内容・教育方針を重視して私立を選択した方や、「生徒本人の希望」を重視した方も多くいました。
私立高校在籍者では、「生徒本人の希望」が最も重視されており、次いで「通学時間が適当」「入試の内容や難易度が合っている」「明確な教育目標に基づいた独自の教育」などが重視されています。
緊急事態宣言(R2.4.7〜5.25)に伴う休校期間中の対応について、
お子さんが在学している学校に当てはまる項目を伺いしました。(複数回答方式)
休校期間中の対応(私立中学・公立中学比較)
休校期間中の対応(私立高校・公立高校比較)
私立中学・高校在籍者のうち6割近くの方が「オンライン授業(双方向)が実施された」と回答しています。
また、「授業の動画配信」のほか、オンラインで「教材の配布」や「課題の提出・返却」が実施されたとの回答も多く、私立中学・高校は、休校期間中もオンラインを活用して生徒の学習環境の整備に対応していました。