ホーム教師のやりがいとは 私立中高教員インタビュー

教師のやりがいとは
- 私立中高教員インタビュー -

  • 共立女子中学高等学校三ツ木 奈那

  • 豊島岡女子学園中学校・高等学校菊田 美咲

  • 本郷中学校・高等学校松尾 弥生

  • 明星学園高等学校新井 智之

  • 文華女子高等学校杉本 真衣

  • 大森学園高等学校小倉 鋭也

  • 潤徳女子高等学校川上 慎吾

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三ツ木 奈那

卒業しても生徒たちと関係を築き、
挑戦・成長し続けられるのが醍醐味です

 私は大学四年生のときに私学教員適性検査を受検し、公募されていた学校に応募して採用していただきました。それが今の勤務校です。

 私立中高で働くことの魅力は、第一に卒業しても教師と生徒の関係が続いていくこと、第二に中高六年間一貫して生徒の成長に携わることが出来ることです。

 私自身、私立中高一貫の女子校で過ごしてきたこともあり、元々女子校で働きたいという思いがありました。ある日、中高を卒業して母校に行くと、お世話になった先生方が笑顔で迎えてくださり、私も忘れていたような在学中の思い出エピソードをお話してくださいました。今でも時折お世話になった先生方にご連絡をさせて頂いていますが、これまで多くの卒業生を送り出している中で、生徒1人ひとりを大切にしてくださる先生のお姿に感動し、私もそんな存在になりたいと思うようになりました。それを実現できるのが私立学校です。

 さらに、中高では生徒が心身ともに大きく成長していく過程に関わることができます。私は大学卒業後に赴任して二年目で中学二年生の担任となり、そのままその学年を五年間継続指導した後、中学一年生から再び持ち上がって今年度高校三年生の担任をしています。セーラー服に袖を通したばかりの初々しい姿から卒業後もずっと関係を築いていけることはとても嬉しく、生徒とともに挑戦・成長し続けていけることは教師の醍醐味です。

 魅力溢れる私学で一緒に頑張りましょう。

菊田 美咲

どんなことでも学び楽しめる精神を大切に
一緒に私学教員として頑張りましょう

 教員という職業は、生徒たちの成長を見届けられ、また、自身が学び続ける姿勢を持ち続けられる素晴らしいものだと日々感じています。生徒たちは、我々に様々な表情を見せてくれます。それは、かつての自分を思い起こさせるものであったり、「子供とはこういうものだ」という固定観念を打ち破ってくれるものであったりします。日々、生徒から学ぶことは多いです。我々教員にとって、生徒は教え諭す存在でありながら、我々の師でもあるのでしょう。

 私学で働く魅力の一つは、異動が無いことだと思います。学校のことをよくわかっている先輩方がいらっしゃって、こちらも安心しますし、先輩方は新たに着任した教員をありがたがってくれます。私にも後輩がおりますが、日々彼らから学ぶことがたくさんあります。また、独自の教育理念を掲げていることも魅力の一つでしょう。きっと、自分に合う考え方の学校があるはずです。

 これから教員として働くことを考えているみなさんへ。私自身は大学四年生の頃、教員になろうと決めました。それから教員免許を取得し、私学教員適性検査を受けて、ご縁があって本校で働いていますが、それまで一切選択肢になかったゆえに、一見教員には関係のない経験もしました。ですが、その経験も、教員として働く私を助けてくれています。どうか焦ることなく、是非、どんなことでも学び楽しめる精神を大切にしてほしいです。一緒に私学教員として頑張っていきましょう。

松尾 弥生

生徒と自分の人生、さらに社会全体にも
プラスの影響を与える仕事ができます

 私立の良さは、生徒と教員の絆が強固にかつ長期間継続する点にあります。卒業生は卒業して何年経っても母校を訪れ、在校生にエネルギーや知恵を分かち与えてくれるのです。 このことは非常に重要な点だと思います。「学校」とは教科書や教室のことではなく、そこで生じる人間関係のことだからです。 我々教員は、生徒に「善」とは何か?「価値」とは何か?今何をすべきか?等を、様々な機会を通じて考えさせます。単に知識を伝授するだけならオンラインでも可能かもしれませんが、人間が人間になるためには、論争すること、時に失敗すること、そして他者と協働し何かに成功することが不可欠なのです。

 私立の教員はその「場」を作り、その働きかけを長期間にわたって行うことができます。例えば部活指導などで、何十年もその学校で指導している名物顧問がいたりしますが、私学ではそれがスポーツに限らず、様々な教科や文化部活動といった面で当たり前のように存在し、長い期間で生徒と自分の人生や、さらに社会全体にもプラスの影響を与える活動を継続することができるのです。 従って、私学教員を目指す方は、「この教科を上手に教えたい」ということだけではなく、「自分の得意分野で生徒たちと一緒に活動してみたい」という思いを持ってそれぞれの個性を発揮して、私学という場をフルに使って頑張ってみて下さい。かなり面白いことができると思いますよ!

新井 智之

学校の理念や特色を活かして
生徒たちと共に「良い」と思える授業を

 私は大学卒業後すぐに教員を目指したわけではありません。一般企業に勤めながら自分の競技生活も続けていたためです。競技生活の中で、全国各地の小、中、高校生にスポーツを指導する機会がありました。そこでは教えるということの楽しさや子供たちの成長のきっかけも感じることができました。その時には、普段教えている先生方の話を聞く機会もありました。その中で選手として生徒に指導することと、先生として生徒に指導していることや普段の生活も含めて、関わり方の濃密さの違いを感じました。私も教師になって、もっと長い時間をかけて、子供の成長に関わりたいと思いました。

 私立学校では学校独自の特色があり、やはりその学校の色というものがでるものです。それは生徒の雰囲気にも表れます。自分が勤める学校の理念、特色を良く理解し、その中で生徒たちが成長するにはどうしたら良いかを考える楽しさがあります。授業においてはまさにその場面が多く、一方的に教えるだけでなく、生徒と会話をしながら、お互いが「良い」と思える授業を作っています。また部活動では生徒とともに目標に向かっていくことができます。その中で生徒の成長を感じ、感動することは 何事にも変えられない特別なことだと感じています。そして生徒たちは卒業しても成長していきます、毎年毎年、教え子の活躍を聞けることが自分の人生への活力となっています。

杉本 真衣

簡単な仕事ではないからこそ
誇りを持って働くことができます

 教師の仕事に絶対的な正解はないと感じています。悩むことも多くありますが、簡単な仕事ではないからこそ、誇りを持って働くことができるのだと思います。

 私立学校の教育には「建学の精神」に基づくそれぞれの独自性があり、既存の枠組みにとらわれない自由な発想の下で、先進的・独創的な教育が展開されています。そこに勤める教員は、学校の個性の一部であるということができると思います。生徒たちはその個性に興味を持ち、集まってきます。私は100年以上の歴史を持つ私学に勤めていますが、伝統を重んじながらも自分たちの手で新しいことに果敢に取り組み、学校をより良いものにしていくところに、魅力を感じています。

 また、私学ではあまり異動がありません。卒業生たちは教えてもらった先生に会いたくて、行事や部活動によく顔を出してくれます。昨年度の卒業生の中には、教員志望で「この学校で先生方と一緒に働きたい」と話す生徒もいました。このような嬉しい経験が、教師としての生きがいに繋がっています。

 10代の生徒と向き合う日々は苦難の連続であっても、しっかりと向き合っていれば、必ずやりがいを感じられます。生徒の思いがけない成長に驚き、生徒から学ぶことで私たちも成長しています。教員を目指す皆さんと、私学で一緒に働けることを楽しみにしています。

小倉 鋭也

生徒たちの成長を促しながら
自分自身も成長できる幸せな仕事です

 私学教員適性検査を受けたことが、現在の職場で教鞭を取らせていただくきっかけとなりました。これまでの教員生活においても凄まじいスピードで学校を取り巻く環境が変化してきましたが、「不易流行」という教育の精神は今も昔も、そしてこれからも変わらないと思います。その点において私立学校には、「建学の精神」のもとで時代の変化に合わせた新しい教育を実践しながらも、立ち返るべき固有の伝統があるという強みを持っていると思います。

 教師の仕事のモチベーションは何よりも生徒の成長にあります。3年間という限られた時間でしかサポートすることができませんが、生徒の成長のためにどう振る舞い、そしてどう接するべきかを自問自答した結果、生徒たちは我々の想像を超えて大きく成長した姿を見せてくれます。そして時に、卒業後の更に成長した姿を見せに来てくれることはまさに「教師冥利に尽きる」ものです。これも転勤が無い私学の教員の大きな魅力の1つであると思います。

 我々は、答えが無い教育の難しさに常に向き合えるからこそ自身を成長させることできます。生徒の成長を促しながら我々も成長させてもらえる幸せな仕事をしているということです。是非、同じ私学教員としてこの幸せを分かち合いましょう。

川上 慎吾

1人の人間を大きく『成長』させられる
それが私学教員の魅力です

 私は私学教員となって、今年で13年目になります。現在は私立高校(女子校)で10年ほど勤務しており、教務部長(教務主任)という役職で主に学力向上に関する計画の立案や校内のICT教育の推進などを中心に業務をしております。教務部長になってからは、担任・部活動などの仕事に携わることはほぼありませんが、『生徒の学力を3年間でどのように成長させることができるか』、『大学入試改革へ対応するためにはどのような取り組みを考える必要があるか』など、学校教育の大部分を占める『学力』に関することに大きく携わることができることに喜びを感じながら現在勤務しております。

 これをご覧いただいている方は、これから教師を目指したいと思っている方が多いことと思いますが、私学教員にはたくさんの魅力があります。その中でも私が最も大きいと感じることは、1人の人間を大きく『成長』させることができる部分です。教師の仕事は担任、教科・部活動指導など数多くありますが、どの仕事も生徒や保護者との人間関係による部分が大きい仕事だと私は感じております。当初は指示した通りに行動してくれなかったり、意図が伝わらなかったりと苦悩することが多いかもしれませんが、自分の信念をしっかりと持ち、伝え続ければ必ず最後には子供達を成長させ、感謝の気持ちが返ってくる職業です。成長した生徒が社会で活躍している姿をみるとこの職業に就いて良かったと心から感じることができます。是非、同じ教員として一緒に頑張りましょう!

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