ホーム教師のやりがいとは 私立中高教員インタビュー

教師のやりがいとは 私立中高教員インタビュー

長谷川 宗平
挑戦と成長、達成感と喜びを実感できる職場
 教師とは多くの生徒たちと出会えるだけでなく、教科指導や部活動指導を通して自分を成長させてくれます。生徒たちとの出会いには1つとして同じものはなく、正解も存在しないものです。生徒たちがどのような道を歩むのか、その選択に関わることができる職場です。クラス活動、部活動など生徒とともに過ごす時間の中で、彼女たちの成長を見届けられること、自分が長年携わってきた卓球の指導ができることに、とても楽しみとやりがいを感じています。
 また私立の学校には、それぞれ異なる魅力があります。それはまさに学校の個性です。その個性に惹かれて、生徒たちは集まってきます。私立教員は、その個性になることができます。生徒と関わることに加え、私は自分の力で学校をより良くすることに魅力を感じています。私立教員は異動することなく、1つの学校で働き続けることができます。しかし同じ学校に勤めているから、同じことをし続けているわけではありません。
 私は現在の学校に勤めて9年目になります。日々の学校生活の中で教科、クラス担任、校務分掌、部活動と自分自身が活躍できる場所がたくさんあります。9年がたった今でも初めての経験がたくさんあります。自分が知らなかったことが、たくさんあるということは学ぶことができるということです。いまではいくつになっても学び、挑戦することができることがやりがいにもなっています。その挑戦が学校をよくすることに繋がっています。
 なによりも、子どもたちの帰ってくる場所になれるのも私立学校の良さでもあります。達成感とともに送り出した生徒が、より成長した姿で学校に顔を出してくれた時の嬉しさは何にも形容し難いものです。挑戦と成長、達成感と喜びを実感できる職場が私立中高の教師だと私は感じています。
山田 睦
卒業後いつ帰っても懐かしい顔がそこにある私立学校は生徒の「第2の家」
  「私学教員になる」ことは大学入学時からの目標でした。なぜ私学教員なのかというと、私自身が小学校から大学まで私学に通い、私学が持つ「第2の家」のような感覚を心地よいものと捉えていたからです。そのため、就職活動の際にも、公立の採用試験は受けず、私学適性を受検した上で各校の採用試験に臨みました。
 私が私学を「第2の家」と感じているのは、まず、卒業後いつ帰っても懐かしい顔がそこにある点です。教育実習では母校で恩師より指導を受けました。今でも外部相談会や大学入試の応援で母校の教員と顔を合わすこともあります。そして、教員となった今は、卒業生を迎え入れる立場になりました。先日、初めて担任として卒業生を出しました。その時に伝えた言葉の一つに、「いつでも顔を見せに来てほしい」があります。このように言えるのも、私学の醍醐味です。
 次に、各学校にそれぞれ特徴があるという点です。各家庭にそれぞれの教育方針があるように、私学には各校が掲げる建学の精神があります。指導する時には、その精神を軸に全教員が一丸となって生徒に接します。久しぶりに高校時代の友人に会うと、非常に気が合うと感じるのは、青春時代を同様の価値観の下で過ごしたからでしょう。
 そのような「家」の一員として、働く今、毎日が充実しています。困難も多くありますが、やりがいのある仕事です。ぜひ多くの方に、私学の教員を目指して頂きたいと思います。
北澤 壮太
社会の変化に対応するスピードが私立教育の魅力
 大学卒業後、5年間、民間企業でリクルーティングの仕事をしていました。 そこで、年々学生の質が低下していくことに危機感を感じ「日本の学校教育を本気で見直さなければいけない」と、教師の世界へのチャレンジを決意しました。
 教師は、自分自身の成長がそのまま生徒の成長に繋がる、おもしろい職業だと思います。だからこそ、より大きく成長できる環境に身を置きたいと考え、私立を選びました。
 全額公費で賄われている公立と違い、一部しか公費を得られない私立学校は、通って頂いている生徒・保護者の方々に教育費をご負担いただかなければ運営できません。
 良くも悪くも、市場の反応は正直です。偽物は容赦なく淘汰されます。しかし、厳しい環境の方が人は大きく成長できる、これは生徒にも伝えている通りです。自分のため、仲間のため、生徒のため、私立の教師はより貪欲に教育と向き合う必要があります。そして、向き合っているからこそ、社会の変化を肌で実感できます。
 私立の最大の武器は、その変化に対応するスピードです。現在、2020年の教育改革に向けて多くの学校(教員)が変革を迫られています。「生徒のため」に走りながら考える、そんな躍動感が私立にはあります。
 教育は国家100年の大計です。教師は、国づくりの最前線に立っています。より良い未来を拓くため、この先も教育と向き合い続ける。それが私たち私立教師の仕事だと思います。
慶野 直美
より深く生徒たちのことを考えられる、それが私立学校の良さ
 教師となって22年という月日が過ぎました。「ベテラン」と言われる年月が過ぎていますがこの仕事に飽きることはなく,毎日が新鮮な驚きと喜びの連続です。
 特別支援学校に在籍している生徒たちは、繰り返しの経験の中でゆっくりと時間をかけて学んでいきます。教科書通り、一斉指導で学習内容を理解できる生徒はほとんどいません。また、学び方にも一人ひとり特徴があり、それぞれに応じた言葉や教材提示が必要です。マニュアルなんてありません。
 なんて面倒くさいのだろう、と思う方もいるかもしれません。でも、私はそこが面白くて仕方がないのです。学ばせたい事柄を自由に考え、いろいろな手立てや教材を工夫して授業を行い、うまくいったときには心の中でガッツポーズをしますし、予想外の反応には「なるほど」と唸ってしまいます。うまくいかないこともありますが、特別支援教育は、チームティーチングが基本ですから、周りの先生たちがそこをフォローしてくれます。先輩、後輩、すべての先生が一人ひとりの生徒について一緒に考え、悩み、成長を喜び合うことができます。
 私立学校ですから、公立学校のような転勤がなく生徒の成長をずっと見ることもできます。卒業生から学ぶことも多いです。より深く生徒たちのことを考えられる、それが私立学校の良さではないかと私は思います。
八幡 陽平
教員一人ひとりの意見が大切にされそれが合わさり大きな力になっていく
 今働いている学校との出会いは10年前。
 私学適性検査を受検した後に受けた一本の電話が切っ掛けでした。連絡をいただいた時、今の学校について何も知らず、正直に言うと、話だけでも聞いてみようかな、といった心境でした。振り返って見れば、これが今へと続く素晴らしい出会いでした。
 私の考える「学び」とは、答えを知ることでなく、自分の考えや感じたことを相手と共有し、発展させていくことです。その為には誰かに「伝える」力をつけていく充実した環境が必要不可欠だと考えています。私立学校の魅力のひとつに、特色あるカリキュラムがありますが、本校の場合ですと独自設置科目を中心に様々なテーマで考え、伝え合う機会が用意されています。そうした取り組みの中で、生徒自身が伝えたいことや伝えるべきだと感じていることを発表する姿を見守るのは、教師にとって一番幸せな瞬間です。
 私立学校では、このような各校独自の中高一貫教育を通して、生徒たちが成長していく姿を長く見守る事ができる上に、転勤などの異動がないため、教員生活の最後まで自分の信じる教育現場に携わることができるのです。そして、教員同士も結びつきが強く、時に意見をぶつけ合う事があっても、同じ教育を理想とする者同志の頼れるチームの中でずっと仕事ができるのも、本当に有り難い事だと感じています。教員一人ひとりの意見が大切にされ、それが合わさり大きな力になっていくのが私立学校の魅力だと、私は思っています。
 皆さんもぜひ教師を目指し、私学で仲間と共に自分の思う教育を実現してみませんか。
川上 さくら
私立学校の教員になってよかったと感じています
 私は公立中学に3年勤め、その後日本語教師に転職。日本語教師の海外派遣から帰国した後、縁あって啓明学園中学校高等学校の日本語・国語科で採用され、現在、国際学級の日本語コースを担当しています。
 私立学校の教員になって、私立学校の2つの魅力を感じています。
 まず第1に、私立学校には公立学校とは異なり、一校一校に「建学の精神」があるということです。本校は「帰国子女のための学校」として創立された歴史があり、「帰国子女や海外にルーツがある生徒たちをサポートできる教員になりたい」という私の夢を叶えるためにぴったりの学校でした。公立学校にももちろん、それぞれの学校の歴史があります。でも、私立学校の教員になるということは、自分が信じる教育のありかたに合った学校を自ら選んで勤めることができるということです。
 第2に、私立学校には学校独自のプログラムが多くあり、教員の自主性が発揮されやすいということです。一つの教科を越えた授業や今までになかった企画を積極的に行うことができ、それを学校が応援してくれます。枠に縛られない、自由な発想が尊重されていると感じます。私立学校では理想の教育の形を、スピード感を持って実践することができます。
 公立学校には公立学校の良さがありますが、私は今、私立学校の教員になってよかったと感じています。ぜひみなさんも、理想を持って私学教員の仲間になってください。
藤井 亮太朗
いつでも積極的に自発的に貪欲に知識やスキルを学び続けられる最先端の環境
 私学教員の魅力とは、何が正解かという答えの見えにくい人生において、子どもたち一人ひとりが、学びの成果を存分に発揮し、様々な問題に出会ったとしても、自由で柔軟な発想で、創造的にその問題を解決していく力や、それを楽しんでいける人を育てることができる教育を、個人だけではなく、「より強い絆で繋がった学校」というチームで取り組んでいけることだと思っています。
 私は大学卒業後、すぐに私学教員として奉職し、今年15年目を迎えています。教科指導はもちろんのこと、多岐に渡る校務、子どもたちや大人同士、人と接するための多角的な能力など、教員という職業に求められる力はとても大きく幅広いと感じています。さらには、過去の自分と比較して、その能力を常に向上させていくこと、常に自身を研鑽させていくモチベーションを生み出す必要も大切となりますが、私学ではそのような力やモチベーションを、強い絆で繋がった多くの生徒や、志を同じとする先生方に囲まれながら成長させていくことができると思います。
 社会が変化していく中、子どもたちの未来には現在よりもっと知りたいことややりたいことが待ち構えています。その未来に必要な知識やスキル、将来生まれてくるであろう新しいスキルを全て教えることも学ぶこともできません。だからこそ、いつでも積極的に自発的に貪欲に知識やスキルを学び続けられる最先端の環境である私学は魅力的なのだと思います。
 私学適性検査はその環境への第一歩です。ぜひ私たちと一緒に未来を支えていきましょう。
齋藤 あゆ
先生方や保護者、社会の大人と協力してじっくり向き合い、挑戦し続ける
 私学の教員となり今年で10年目、そして現在の勤務校ではこの春で3年目を迎えようとしています。私学適性検査は間を空けて二度受け、お声がけいただく機会もありました。
 教鞭をとって2、3年は、理想と現実のギャップの解消に葛藤した記憶があります。少しでも多くのことをという若い意気込みが、逆に目の前にいる生徒の層や一人ひとりが真に必要としているものを見えなくしていたように感じます。ですが、長く在任されている先生方の視点からアドバイスを頂き、学校生活の様々な場面で生徒と過ごす時間を設け、人間関係や家庭環境、その心のうちに耳を傾けるにつれ、純粋な学問としての国語と、社会を生きる力として必要な国語とのバランスを試行錯誤しながらも取れるようになっていきました。国語が楽しい、わかるようになった、もっと知りたいという声を生徒からもらうたびに、更なるやりがいに繋がっていきました。
 私自身、幼稚園から大学院までを私学で過ごし、それぞれの教育理念を基にした特徴ある取り組みを経験してきた一人です。そこで得たものを織り交ぜ発展させながら、今に活かしています。個々の歴史から生まれた独自の理念やそれに伴うカリキュラムは私学の魅力の一つです。また、基本的に異動がないため、一つのチームとして腰を据え、学校をより良く発展させていくために長期的に取り組んでいける環境にあるという利点もあります。教育に関するさまざまな事柄に、他の先生方や保護者、社会の大人と協力してじっくり向き合い、挑戦し続けたいと考えるならばまさに私学はそれに適していると思います。
 私学教員への道は決して容易いものではありませんが、それを乗り越え生徒のために共に邁進していきましょう。
幸松 世剛
教員が本気なら、生徒も本気で応えてくれる
 私が大学生の頃は、将来の大きな夢について胸を張って語る仲間がたくさんいたものです。小説家や役者といったまともなものはもちろん、探検家やお笑い芸人になることを本気で考えている友人もいました。私もビートルズやボブ・ディランといった60・70年代のロック音楽を聴きあさり、一日中ギターを弾く毎日を送っていました。当時は音楽が自分にとっての全てであり、それ以外の人生を歩むことは一切考えられませんでした。
 今振り返ると、20歳過ぎに始めた塾講師のアルバイトが、分岐点になったと思います。授業中の何が起こるか分からない緊張感は音楽のライブに似ていて、「今、自分は確かに生きているのだ」と実感させてくれるものでした。教員免許を取得し私学適性検査を受けたのもそんな理由からだったと思います。
 私立学校の教員として教壇に立つようになり18年が経過し、すっかりギターの腕は鈍ってしまいましたが、毎日の授業に臨む情熱は消えることはありません。ギターを抱えてステージに立った時と同じスリルを今も感じています。教員が本気なら、生徒も本気で応えてくれます。換言するならば、授業は生身の人と人の勝負であり、リアルな生の体験そのものなのです。
 私が教員になった動機は一般的なものではないかもしれません。しかし、理想を追求し、こだわりを貫く生き方をしたいと考えている若者には、ぴったりな職業の1つだと信じています。
和田 貴美子
生徒一人ひとりの成長を支えることができ各学校に独特の個性があるのが魅力の私学
 将来の夢「教員には絶対ならない!」と考えていた大学3年生。英語教員だった母に勧められて教職課程は取りましたが、教員になることにはずっと反対していました。そして迎えた3週間の教育実習、終わる頃には、「教員こそが自分が一番楽しめる仕事」に変わりました。
 現在、私はその教育実習先であり母校で英語教員をしています。まだ経験も浅いため戸惑うこともありますが、毎日がとても充実しています。当時大学生の私の気持ちを変えた私立学校の魅力とは、まずは、時間をかけて生徒一人ひとりの成長を支えられること。特に中高一貫校では、中学1年生から高校3年生という6年間もの成長をみることができます。教員としてただ教科を教えるだけでなく、深く長く生徒の成長を支え、良い時も悪いときも生徒の背中を押して笑い合うことができます。2つ目の魅力は、各学校に独特の個性があるということ。部活動が強い、女子校、男子校、宗教校など色々な学校があるので、自分に合った学校を選ぶことができます。自分の目指す教師像や教育の方向性があれば、それに合わせて学校選びをすることでよりよい教員経験を積むことができます。
 この仕事を選んだとき、周囲からは「すごく忙しくなるね。」と言われました。しかし、私立には長年勤めている先生方がおり色々と教えていただけるので、とても心強いです。実際に働き始めてからも、毎日が楽しくて正直あまり大変だとは感じません。生徒たちと笑いながら共に成長する。楽しいと本気で思える仕事に就きませんか。
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